DIYにおいてCADは電動工具だ

ものづくり 工具・道具

CADはもう電動工具の一つといっても良いと思う

2023年9月23日

DIYで何かを作ろうと思った時になんかしら図面を書くことは多いと思う。

めちゃくちゃ簡単な形のものなら頭の中にある図面でも大丈夫な場合もあるけど、

やっぱり簡単なものでも紙に書いた図面があるとDIYはめっちゃ捗る。

そこでCADソフトの出番になる。CADソフトとはめっちゃ簡単にいうと正確な図面をパソコンで書くためのソフト。

その昔はドラフターという製図台で手書きで図面を書いていたようだけど(昔学校にあったけど、使い方はさっぱり忘れた)、やっぱりパソコンで図面を書くのが一番良いと思う。

CADは必須の電動工具

手書きで簡単な図面を書くとしたら、縮尺とか適当で形だけを書いて寸法を書き込んだ程度のものが多いと思う。

ただそれだと縦横の縮尺が違うから、バランスが実際のものと比べると随分違ったりして、完成品とイメージと違ったりすることも多い。

CADを使うと簡単な図面ならすぐに完成するし、縮尺も完璧だから全体のバランスもイメージしやすいし、もう手書きの方が優ってるところなんてないんじゃないかな。

だけどCADは独特の操作感があって慣れるまでは使いにくい。でもDIY程度の簡単な図面ならすぐに使えるようになると思う。

完成形の図面を書くだけでなく、CADなら型を作ることも可能。これが必須の電動工具だと思う根拠だ。

CADで図面を書いて印刷する。それを5.5mmのベニヤにスプレーのりで貼って、切り出すことで正確な型ができる。

正確な型があれば、トリマーを使うことで同じ形のものがいくつでも生産することができる。こりゃもうマニュファクチュアだ。

ただ基本的にトリマーがないとできないので、ある程度本格的なDIYをするならトリマーは必須。あらゆるところでめちゃくちゃ使うで。

以前にオークで作ったトレイだけど、

この持ち手の部分の加工にはこんな型を使っている。

CADとベニヤで作った型

かなり適当に作った型(汚ねぇ)だけど、CADで型となる図面を書いたあと、印刷してベニヤに貼ったものを削ったりして型にした。

この型とトリマーがあれば同じものを幾つでも作れちゃう。すごい。

またいつか型の使い方とを説明できれば良いなと思ってる。僕が初めて型を使ってモノを作った時は軽く感動した。

簡単なDIYなら2DCADでだいたい事足りる

CADソフトには種類がいくつかあって、有料のものもあれば無料のものもある。

僕は基本的に無料のものばかりを使っている。

DIY用途であれば、2DCADで十分役割を果たしてくれるハズだ。

僕はずっと「JWCAD」という無料の2DCADソフトを使っていたんだけど、パソコンが壊れてmac(M1)に買い替えたらmac(M1)はどうやらJWCADを使うことができないらしい。なんでや。

せっかくなので3DCADの勉強もしようと思って「FREECAD」というソフトを入れたけど、使い方がさっぱりわからないんで今は勉強しているところ。

JWCADは使い方が若干特殊らしいけど、慣れれば簡単に図面を書けるので僕は気に入っていた。JWCADはおすすめできる。むしろJWCADは使いやすい。無料とは神か。

DIYでもぜひCADを使ってみてほしい

CADのことを知っている人でも、独特な操作感から敬遠している人も多いと思うけど、DIYでもCADを使うことでかなりレベルアップする気がする。

正確な図面があれば、ミスも少なくなるし設計段階での間違いもなくなる。

最初は使い方がわかんなくてさっぱりだけど、調べながらある程度使えるようになると便利なことこの上ない。

型の作成にも使えるし本当に最高だと思う。(語彙力)

CADで正確な型を作れば、トリマーを使うことでちょっとプロっぽい曲線加工ができたりもする。ならい加工っていうテクニック。

そのうちこのならい加工のことも記事にしたいと思います。

CADが無料で使えるというこの時代に生まれてよかった。

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