ものづくり

トイレットペーパーホルダーを作ってみる(5)完成編

今回は完成編ということで、前回まで作ったパーツを組み立ててついに完成となる。

やっぱり最後の組み立てが一番ワクワクする。

トイレットペーパーホルダーは大きくないし、パーツも少ないけどやっぱり達成感あるね。

前回の記事はこちら

組み立て

さっそくパーツをそれぞれ組み立てていこうと思う。

今回のトイレットペーパーホルダーのパーツはこちら。サンドペーパーはすでにかけまくってる。

トイレットペーパーホルダーのパーツ

パーツの数は少ないし、すぐに組み立て終わりそう。

ボンドを使って組み立て

組み立てにはボンドを使用する。

いつも使っているボンドはみなさんご存知の「タイトボンド3」。

作品の組み立てはほぼ毎回コレ。接着力も高いし万能すぎてほぼコレしか使っていない。

YouTubeで家具制作の動画をみてもタイトボンド3を使っている人が多い。

ただやっぱり高い…

ジグだったりあまり気合いの入っていないときは、おなじみコニシの白ボンドを使ってる。安いし。

タイトボンド3とクランプを使って組み立てていく。

タイトボンドで組み立てる

オイル塗装

組み立て終わるとこんな感じになった。

組み立てたオールムク製のペーパーホルダー

細かいところはさすがにプロのようにはいかないけど、まぁまぁ良い感じに仕上がったと思う。

木工作品はオイル塗装をすることで見違えるほどきれいになる。

オイルはいくつか使ったけど、気に入って使っているのはリボスのアルドボス。

そんなにたくさんの種類のオイルを使ったわけじゃないけど、今のところアルドボスが一番お気に入りかな。オスモより好き。

ワトコオイルは近くのホームセンターで買えるので、たまーにワトコオイルを使っている。でもちょっと気合いの入ったときはアルドボスを使っている。

キャンプとかのアウトドアで使うものには、オイルではなく水性ウレタンニスを使ったりもする。でもやっぱりオイルの方が好き。

オイルを塗ると命を吹き込んだように変わる

オイルを塗ると塗らないとでは大違い。きれいになるだけじゃなくて汚れにくくもなるし、乾燥や湿気からも守ってくれて反りとかもある程度防いでくれる。

塗り方は難しくないし、木工作品にはかならず塗っておいた方がいい思われ。

ちなみに僕の塗り方は、スコットのショップタオルを使って塗り込んだ後、400番の耐水サンドペーパーを念入りにかけている。

ショップタオルはアマゾンとかで買うよりホームセンターで買った方が安い気がする。

とりあえずこれだけすればスベスベで気持ち良くなれる。もっと気持ちよくなりたい人は番手をあげたサンドペーパーでこすってあげれば良いと思う。

オイルを塗ってあげると魔法をかけたかのように見違える。

完成

これでトイレットペーパーホルダーが完成した。やっぱり完成すると達成感がある。

完成したトイレットペーパーホルダーはこちら。

木製のトイレットペーパーホルダー

トイレットペーパーをつけるとこんな感じ。

トイレットペーパーをセットした

初めて作った割にはそれなりにうまくできたかなって思う。まだまだ精度の問題や工夫するところはあるけど。

やっぱり木工で直線だけじゃなくて曲線の部分が入ってると一気にそれっぽくなる。トリマーはやっぱり良いですわー。まだ持っていない人はぜひ導入してみてほしい。さまざまな場面で出番があるし、きっとその魔力に取り憑かれるハズ。

最後に実家のトイレに設置してみた。昔ばあちゃんが使っていた手すりが目立つけど、悪くはないかな。

木製トイレットペーパーを設置

作ってみて

トイレットペーパーホルダーというマイナーなモノだったので誰の参考にもならないと思うけど、やっぱり作ってみるのはめちゃ楽しかった。

設計段階ではわからなかったこともあったし、一度作ってみてよくわかったこともあった。次はこうすればもっと上手くできるかなーみたいな。

今回は初めて作ったモノで、もし新築で使うならもう1回作り直すかな。トイレットペーパーが2つ並べれるようにしたいかな。

あと真鍮のパーツとか使ったらもっとオシャレな感じになるかも。

作るのは楽しかったし、やっぱりやってみないとわからんことも多くて、良い練習になった。次はもっとうまくやれるハズ。

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